分類と番号付け
分類の使い方
番号の設定に使用される分類:
シリアルナンバーは、データベースにおける番号付与の分類の使用有無によります。
数字を与える分類:この分類に関連するすべてのオカレンスのアイテムには、
分類+実行番号に基づくデータベース一意の番号が付与されます。
番号付与なし 分類: アイテムのすべてのオカレンスには、
アイテム番号 + 実行番号に基づくデータベース一意の番号が割り当てられます。
続きを読む:分類をデータベースに追加
追加の選別に使用される分類:
システム、アイテム、または部屋に分類を追加すると、ナビゲーションペインに分類名のタブが追加されます。”分類" タブを選択すると、"分類"タブ内で異なる分類を追加したり、分類間を移動したり、
することができます。分類されたシステム、アイテム、部屋のみが表示されます。下の例では:
分類 “OminClass 21” が追加されたことを示します。
分類 “21-04 00 00” のみがシステムコンポーネントに追加されたことを示します。
システムの番号付け
私たちのデータモデルでは、システムの実行番号とシステムコンポーネントの実行番号をコロンを使い、分けることを推奨しています。 給気システムの番号は、番号付与の分類が使用されていない場合、
次のようになります:
番号 | タイプ | 番号の説明 |
---|---|---|
0303.109 | アイテム番号 | アイテムグループ構造のどこに配置されているかによって付けられるアイテム番号 |
/ | セパレータ (区切り) | |
001 | システム・コンポーネントの実行番号 | |
: | セパレータ | |
01 | システム稼働番号 | |
0303.109/001:01 | コンプリート・システム・ナンバー |
システムのシリアル番号は “01”です。
システムコンポーネントに接続された最初のシステムであることを示します。
システム・コンポーネントとコンポーネントのシリアル番号
一意の番号
コンポーネントは、アイテムのオカレンスを表し、アイテム分類の後に自動的にシリアル番号を取得します。アイテム分類とシリアル番号は、データベース内で完全に一意です。
番号/コードは一意であるため、セントラル・プロセッシング・システム、フロー・バランシング、
ドキュメンテーションのアドレスとして使用することができます。
システムとアイテムの分類:
アイテムは持つことができます:
システム分類
アイテム分類
システム分類とアイテム分類の両方
どのような場合でも、分類はアイテムに設定され、オカレンスに対して一意のコードを
生成できるようにしなければなりません。
注意事項
アイテム分類とシステム分類の両方がアイテムに割り当てられている場合、
アイテム分類はアイテムに、システム分類はアイテムのオカレンスに割り当てられます。
分類によってシステム・コンポーネントかコンポーネントかが決まる
システム分類を持つアイテムのオカレンスは、システムコンポーネントとなり、システム分類を持たないアイテムのオカレンスは、コンポーネントとなります。
例: 番号付け (ナンバリング)
これらの分類をすべて組み合わせると、コンポーネントに関する多くの情報を提供する、
人間が読めるコードができます。
場所 (A01) - 建物 A フロア 01 (Building A floor 01)
システム・コンポーネント(M.002) - 機械ユニット番号002 (Mechanical unit number 002)、
エア・ハンドリング・ユニット (Air handling unit)
番号 | タイプ | 番号の説明 |
---|---|---|
A01 | ロケーション・コード | Classification code for Building A Floor 01 (A棟01階の分類コード) |
M.002 | システム・コーポネント | Air handling unit. Mechanical unit number 002 (エアハンドリング・ユニット 機械ユニット番号 002) |
01 | システム・シリアル番号 | Supply air System. First system owned by System Component M.002 (給気システム。システムコンポーネントM.002が所有する最初のシステム。) |
23-33 25 13 11 | コーポネント | Customized Indoor Air Handling Units. Number from OmniClass 23 (カスタマイズされた室内空気処理ユニット。OmniClass 23からの番号) |
001 | オカレンス・シリアル番号 | First Occurrence of the Component 23-33 25 13 11 (コンポーネントの最初のオカレンス 23-33 25 13 11) |
A01+M.002:01 - 23-33 25 13 11/001 | オカレンス番号 | Complete Occurrence number (完全なオカレンス番号) |
コンポーネント番号フォーム・プライマリーシステム
dRofusでは、複数のシステムを接続することができます。
例えば、コンポーネント "VAV-unit "は、以下のような構成にすることができます:
空気分配システム
電気システム (回路)
信号システム
コンポーネントは、これらのシステムのいずれかからしか番号を継承することができません。そのため、プロパティペインの接続でコンポーネントの “プライマリーシステム”を設定することができます。
コンポーネントのプライマリーシステムは、作成後に変更することができます。
プライマリーシステムを変更することで、コンポーネントの番号/IDも変更されます。
プライマリーシステムをシステム・コンポーネントに設定することも可能ですが、
これはシステム・コンポーネントへの番号には影響しません。