組織の管理者
管理システムは、複数の組織に分割されています。複数のプロジェクトを運用しているお客様は、サーバー上で組織を分割することができます。組織管理者は、組織に関連付けられたすべてのデータベースを確認し、ユーザーアクセス権限を編集できます。
組織管理者として、プロジェクト管理者と同じ権限を持ち、(参照 プロジェクト管理者) プロジェクトやデータベースの作成/削除、
およびデータベース名の変更を行うことができます。以下の図は、組織管理者のスタートメニューの例を示しています。

プロジェクト
組織管理者は、”プロジェクト” を選択することで、組織に関連付けられたプロジェクトの一覧を表示できます。
”組織のプロジェクト (Organization Projects)”タブから、プロジェクトのクイック編集、ユーザー追加、アーカイブ/アクティブ化、
または、削除を行うことができます。

ユーザー
組織管理者は、組織のプロジェクトにアクセスしているユーザーのリストを確認できます。リストにユーザーがいない場合、
そのユーザーはどの組織のプロジェクトにも属していません。これは、ユーザーが組織内の最後のプロジェクトから削除された場合に、発生します。さらに、ユーザーディレクトリに属するユーザーのフィルタリングされたリストも存在します。
(参照 ユーザーディレクトリ同期とSSO)

招待されたユーザー
すべての組織の招待ユーザーは、招待が開いている場合はタブに表示されます。招待されたユーザーには、開かれている招待の数が表示されます。組織管理者は、リストからユーザーを選択し、下部メニューを使用して招待を再送信します。

ユーザーの招待期限が切れた場合、日付が期限切れ (Expired)に変わります。組織外の他のプロジェクトで既にアクティブなユーザーを招待する場合、組織管理者はそのユーザーがアクティブであることは確認できますが、これらのユーザーのプロフィールには、アクセスできません。

組織
この例では、Vitality Health Systems が組織です。彼らはここで組織情報を閲覧および編集できます。
組織管理者は、1つの組織のみを管理できます。右上隅の “編集 (Edit)”を選択すると、組織の詳細が表示され、編集が可能です。

サブ組織
組織管理者はプロジェクトをサブ組織にグループ化することができます。この機能は組織管理者だけが利用可能です。サブ組織を作成するには、組織に移動し、タブからサブ組織 (Sub Organizations)を選択します。新規サブ組織 (New Sub Organization )を選択し、他の組織と同様に設定を更新します。次に、プロジェクトを、このサブ組織に割り当てることができます。新規プロジェクトを作成する際、これらはプロジェクトを割り当て可能なサブ組織として一覧表示されます。ルールが適用され、サブ組織の管理者ユーザーは、そのサブ組織内のプロジェクトのみを閲覧可能となります。

監査ログ
組織の詳細に変更が加えられると、監査ログに表示されます。単一の編集で複数の変更が行われた場合、それらは個別の行ではなくまとめてグループ化されます。変更のある行の横にある “詳細を表示” を選択すると、それらの変更内容を別のウィンドウで確認できます。組織の監査ログは、何が変更されたかを把握するのに役立ちます。
組織監査ログ

組織ユーザーディレクトリログ

データベース
組織管理者は、組織に関連付けられたデータベースの一覧を表示し、編集することができます。
また、データベースのバックアップにもアクセスできます。(参照:バックアップ)
サーバーステータス
組織管理者はサーバーの状態を確認できます。
これには、組織のプロジェクトに関連付けられたデータベースに現在ログインしているすべてのユーザーが一覧表示されます。
組織管理者の機能について詳しく知りたい場合は、以下の追加リソースをご参照ください: