1つの部屋/スペース内のインスタンス/オカレンスを比較・更新

Revitの部屋・スペースや、ファミリタイプとdRofusの部屋、アイテムを紐付けることで “部屋内アイテム” パネルでRevitの選択した部屋 (またはスペース)内のアイテムのオカレンス数を確認・比較することができます。dRofus 部屋のアイテム数と Revit 部屋のアイテム数を並べて比較したパネルです。このプロセスにより、dRofusで計画された正しい数のアイテムが、Revitの部屋に正確に入力されるようになります。

アクセス方法:

Revitで部屋またはスペースを選択します。
アドオンリボンから “部屋の中のアイテム (Items in room" dRofus)”を選択します:

オプション表示

ユーザー設定はリストに影響を与えるため、リスト内の情報は同じプロジェクト内の異なるユーザー間で異なる場合があります。”オプション...” を選択し、ビューの設定を編集します。

アクティブ属性の構成は、dRofusとRevitの部屋、dRofusのRevitファミリタイプとアイテムの間のリンクに影響を与えます。

もっと詳しく読む: 部屋のアイテム / スペースのオプション (Items in Room / Spaces Options)

オプションはコンピューターごとにユーザーごとに設定され、データベースには保存されません。一部の設定は、機能で全ユーザーのデフォルトとして設定することが可能です: モデルオプション

一般コマンド/オプション:

“部屋のアイテム (Items in Room)”のリストは、部屋の中にあるすべてのdRofusのアイテムタイプとファミリタイプで構成されています。このリスト内の各行は、1つのアイテム/ファミリタイプを表します。

リストでは、次のような場合に確認できます:

Revit ファミリタイプは dRofusアイテムにリンクされています。
RevitインスタンスとdRofusアイテムのオカレンスの一致数

a) dRofusにアイテムのオカレンス追加

dRofusのファミリタイプとアイテムはリンクしています。dRofusには、Revitインスタンスが1つ、アイテムオカレンスが 0つ存在します。

“dRofusの更新”は、dRofusにオカレンスを追加するために使用することができます。

b) dRofusでファミリタイプを保存

dRofusのファミリタイプとアイテムがリンクし、インスタンスとオカレンスの数が一致します:

“ファミリ保存 (Save Family)”は、dRofusにファミリタイプを保存するために使用することができます。これは、他のプロジェクトやモデルでファミリタイプを再利用したい場合に便利です。

c) Revitで部屋のファミリタイプを追加

dRofusでは部屋にアイテムが配置されているが、Revitでは配置されていません。いずれかを使用します:

"リンクタイプ (Link type)"でdRofusアイテムとRevitファミリタイプをリンクさせることができます。
dRofusのアイテムにRevitファミリが含まれている場合、"ファミリを読み込む (Load family)"がオプションになります。

リンクまたは読み込み後 “配置 (Place)”を選択すると、Revitの部屋にインスタンスを追加することができます。

d) dRofusで部屋にアイテムを追加

ファミリタイプのインスタンスはRevit部屋に配置されるが、dRofusには配置されない。

"リンクタイプ (Link type)"は、dRofusにアイテムが存在する場合に使用できます。
dRofusにアイテムを追加する場合は "dRofusで作成 (Create in dRofus)"を使用することができます。

e) 数量を変えずにデータを同期

"同期データ (Sync data)"は、数量を変更することなくオカレンス/インスタンスの構成を使用してデータを同期するために使用することができます。

f) dRofusのオカレンス数量更新について

“dRofusの更新 (Update dRofus)” は、Revitのインスタンス数量と一致するようにdRofusのオカレンス数量を作成または追加するために使用することができます。

g) ファミリタイプインスタンスの数量を更新

"Revitを更新 (Update Revit) "は、dRofusのアイテムオカレンス量と一致するようにインスタンスの数量を作成または追加するために使用できます。